Cypet、K 2016 で PET 処理の新しいソリューションを発表

PlasticsToday スタッフ | 2016 年 8 月 30 日

独自の特許技術を使用したシングルステージ PET 加工機のメーカーである Cypet Technologies Ltd (キプロス、ニコシア) は、ドイツのデュッセルドルフで開催される K 2016 (ホール 14/C58) で、世界 2 つの最大の 50 リットル PET コンテナを展示します。

1 つ目は、9 バールを超える破裂圧力に耐えることができる 50 リットルのビール樽で、現在オーストラリアで Cypet K 53 マシン モデルで生産されています。 この 50 リットルの樽サイズを補完するために、この機械は 30 リットルのビール樽や自家醸造用の 35 リットルの円錐形 PET 発酵槽も製造します。

2 つ目は、牛乳の輸送に使用される 50 リットルのコンテナで、首の直径が 180 mm で、持ち運びが容易な独自の成形ハンドルが付いており、現在、ケニアで Cypet K 38 マシン モデルで生産されています。 この 50 リットルのミルクジャグ サイズを補完するために、この機械は同じネックとハンドルを備えた 20 リットルのバージョンも生産します。

Cypet 社は、同社の最大の K 53 機械モデルは最大 100 リットルの PET コンテナを製造できると述べました。 このようなコンテナは、特にシングルトリップ用途の場合、HDPE ドラムの代わりに使用できるため、大幅な重量削減が可能となり、それに応じて原材料コストも大幅に節約されます。

Cypet が現在開発中の新しいイノベーションも K 2016 で展示され、HDPE ボトルハンドルと同じ機能性と利便性を備えたペットボトル用の革新的なハンドルコンセプトであると主張されています。 これは特許出願中の、PET ハンドルを組み込んだもので、プリフォームに成形され、1 ～ 30 リットルのサイズのハンドル付き HDPE ボトルに匹敵する PET ボトルが得られます。

新しいハンドルのコンセプトにより、Cypet の 1 段階機械でワンステップでハンドル付きのボトルが製造されるため、ハンドルを別のポリマーから個別に成形する必要がなく、ハンドルをボトルに供給する 2 回目の作業も必要ありません。ブロー成形中にブロー金型を使用したり、ブローボトルにハンドルをクリップしたりします。 また、ボトルと把手部分が同じpet材料で作成されているため、リサイクルしやすくなりました。

Cypet は、K 2016 で、革新的な後冷却システムを組み込んだ新しいプリフォーム成形システムも展示します。これは、大きなボトル サイズ (5 ～ 30 リットル) の厚いプリフォームに最適です。 Cypet のプリフォーム成形システムは、2 セットのコアと、それぞれ 2 セットの冷却チューブを備えた 2 つの後冷却ステーションを備えた射出成形金型に基づいています。 これにより、射出コアで 2 サイクル、射出キャビティで 1 サイクル、後冷却チューブで 4 サイクルの集中的なプリフォーム冷却が行われます。

Cypet プリフォーム成形システムは、2、4、6、または 8 個のキャビティを備えており、最大 30 リットルのボトルの厚さ 11 mm までのプリフォームに対応します。

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